アデノシンの育毛効果について

アデノシンと聞くと似たような名前の育毛剤を思い浮かべる人もいることでしょう。

 

この成分の含有を訴求した商品があり、結構長く販売されているので知名度は比較的高いですね。

 

ただ、アデノシンそのものは一体どんな成分なのかよく分かっていない人の方が多いのではないでしょうか。

 

アデノシンは元々ヒトの体内にある成分ですが、これを人為的に補うことで育毛効果を発揮してくれます。

 

今回はこのアデノシンについて育毛効果を見ていきます。

 

アデノシンの育毛効果

 

アデノシンは元々ヒトの体内にある核酸の一種で、遺伝情報にも用いられます。

 

育毛分野では髪の毛の成長に関与する成長因子と関係があります。

 

成長因子とは、例えば髪の毛の成長でいえば毛母細胞や毛乳頭などの細胞の増殖力を強めたり弱めたりするものですが、アデノシンはそのうちFGF7という成長因子を作り出す働きがあります。

 

ヒトの毛髪は毛母細胞が細胞分裂を繰り返すことで体積を増やしながら成長し、これが毛髪として外部に向かって育っていきます。

 

FGF7成長因子はこの毛母細胞の細胞分裂を促進する働きがあるので、元気で強い髪の毛を育成することができるのです。

 

そしてアデノシンはヘアサイクルにも働きます。

 

通常3年から6年程度とされる成長期を伸ばすことで、個々の毛髪の成長期間を伸ばしより強い毛髪を作り、また抜け落ちる毛を少なくすることで毛量を豊富に維持することができます。

 

他にもアデノシンには血行促進効果があるので、血行不良を起こしやすい頭皮の毛細血管の血流を増やして毛根の栄養補給を助けます。

 

アデノシンに副作用はある?

 

アデノシンは元々ヒトの体内にあるものですから毒性はありませんので副作用の心配もいりません。

 

ただし外用塗布剤として使用する場合は比較的頭皮トラブルが起きやすいので、使用開始後は頭皮の観察を続けて下さい。

 

アデノシンそのものよりも、配合されている他の添加剤などに皮膚が反応してかゆみや発疹発赤が見られることがあるからです。

 

育毛剤の使用とマッサージはセットで行うのが普通ですが、使用後は血流が良くなるので頭皮が赤くなることがあります。

 

この赤みが2時間以上たっても消えずにいる場合はもしかしたら炎症が起きているかもしれません。

 

2、3日使用を続けて他にかゆみなどの異常が出てきた場合は体に合っていないことを示しますので使用を中止するのが賢明です。

 

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