ヒオウギエキスの育毛効果

今回ご紹介するヒオウギエキスは、アヤメ科の植物である「檜扇(ヒオウギ)」から抽出され、イリジンやテクトリジンといったイソフラボンが主成分となっています。

 

イソフラボンといえば女性ホルモン様物質として有名ですが、育毛剤にも配合される成分でもあります。

 

このヒオウギエキスがどのような育毛効果があるのか見ていきましょう。

 

ヒオウギエキスの効果その1:DHT抑制

 

ヒオウギエキスには男性ホルモンを抑制する効果があります。

 

男性の薄毛の大部分である男性型脱毛症は、体内のテストステロンが酵素の一種である5αリダクターゼの作用によってジヒドロテストステロン(DHT)に変換されることで起きます。

 

DHTが毛根に脱毛指令を発してヘアサイクルの成長期を縮めてしまうからです。

 

ヒオウギエキスは5αリファクターゼに作用してDHTの生成を抑制する効果があります。

 

医療機関で処方されるフィナステリドと同じ作用ですが、効果としてはそこまで強いものではなく、また外用塗布剤として使用されるので効果も限定的です。

 

女性も更年期などはDHTの影響が出てきて薄毛になりますが、なお体内の女性ホルモンの援護がある女性の場合は、限定的なヒオウギエキスの効果でも十分な薄毛改善が期待できます。

 

ヒオウギエキスの効果その2:頭皮の健康維持

 

ヒオウギエキスはヒアルロン酸やコラーゲンの働きを助け、皮膚に潤いを保つ助けをしてくれます。

 

柔らかい柔軟な頭皮は育毛環境には必須ですから、特に乾燥タイプの頭皮にはもってこいの成分といえます。

 

またコラーゲンを分解してしまうMMP-1という酵素が生成されるのを抑制し、頭皮細胞の老化を防ぎます。

 

MMP-1というのは人の体内で生成される酵素ですが、たばこの煙や排気ガス、紫外線といった外界からの環境ストレスにさらされると発生するものです。

 

人の皮膚には外界からの刺激を受け取るレセプターが存在し、刺激を受け取ることでMMP-1が生成されてしまいますが、ヒオウギエキスがこれを邪魔してくれます。

 

外用塗布剤での使用ですので効果も頭皮に限られますが、コラーゲンも皮膚の健康に大切な成分ですので、これが破壊されないようにすることは育毛環境を整えるためには重要です。

 

副作用はある?

 

ヒオウギエキスは目立った副作用はありませんが、育毛剤で使用する場合には外用塗布剤特有のかゆみなどを感じることがあります。

 

これが治まらないようであれば使用を中止するのが賢明です。