育毛剤の塗布とドライヤーのタイミング

 

育毛剤の成分を溶かしている水やアルコールは、成分を頭皮の内部に運ぶ役目もしています。

 

そのため、塗布してすぐにドライヤーで乾かしてしまうと、配合成分が十分に浸透しない可能性があります。

 

育毛剤の塗布手順

 

シャンプー洗髪で頭皮が清潔な状態になったお風呂あがり、髪の毛をタオルドライ&ドライヤーで8割程度乾かした頭皮に育毛剤を塗布します。

 

育毛剤によっては、タオルドライのみの半乾きの状態、ドライヤーの前に塗布するよう推奨されているものもあります。その辺は、各商品の使用方法をご覧ください。

 

 

ほとんどの育毛剤は、タオルドライ&ドライヤーで乾かした後の塗布。湿った状態の塗布が推奨されている商品は割合的には少ない傾向。

 

育毛剤の塗布後、液体の湿り・髪のペタット感・ベタつきなど気になる場合は、塗布してから少なくとも5分程度、時間を置いてからドライヤーを使用しましょう。

 

乾かし方は、はじめに熱風でサッと全体をブローして、その後は頭皮や髪の毛への負担、育毛剤成分の蒸発を抑えるためにも、冷風でゆっくり乾かす方法がベストだと思います。

 

育毛剤の成分がしっかり浸透してからドライヤーを使う分には、育毛剤の効果が半減するようなことはありません。

 

 

塗布後、頭皮全体を指の腹を使用して、揉み込むように頭皮マッサージをすると成分が浸透しやすく、血行も促すことができるので、マッサージをしてからドライヤーを使用することをおすすめします。(標準的なマッサージ時間は3分程度)

 

補足

塗布後すぐに強めのマッサージをすると、「毛穴に浸透しようとしている成分を掘り出してしまう」という見解もあります。その辺も意識するなら、マッサージは軽めにゆっくりが良さそうです。

 

※濡れたままの髪は雑菌が繁殖しやすく、臭いの原因となるため、ドライヤーを使わない自然乾燥は避けましょう。