女性のホルモン検査について

ホルモン検査を受ける女性

 

女性ホルモンの検査を受けるのはどんな時?

 

女性ホルモンの検査が必要になるのは、一般的に不妊が疑われる時でしょう。

 

不妊とは避妊せずに夫婦が性交渉をしても1年間子どもができない状態を指します。

 

女性が妊娠し出産するには女性ホルモンの力が欠かせませんが、ホルモンというのは自分で意識して分泌を促したり抑制したりといったことが難しく、ちょっとしたことでバランスを崩してしまうデリケートなものです。

 

妊娠を希望しているのになかなか懐妊しない場合は体内でのホルモンバランスが崩れていないかどうかを確かめるために検査が必要になることがあります。

 

頭髪分野に限って言えば、女性が抜け毛の増加や薄毛を訴えて来院した時にホルモン検査が必要かどうかが医師によって判断されます。

 

皮膚障害やホルモン由来以外の抜け毛増加の要因が見当たらなく、ホルモン由来の抜け毛薄毛が疑われる場合に検査をすることになります。

 

例えば更年期付近(40代・50代)の女性や、若くとも相応でない抜け毛があり他の要因が見当たらない場合などです。

 

ホルモン検査はどこで受けるの?

 

女性ホルモンの検査は大抵は婦人科で受けることになります。

 

不妊の相談をする過程で医師に検査の必要性を伺うこともできますし、妊娠して出産まで面倒を見てもらえます。

 

検査の方法は血液検査と検尿検査で行われます。

 

主要な女性ホルモンの量を調べ適正値であるかどうかが見られます。

 

チェックされるのは以下のホルモンです。

 

卵胞ホルモン

エストロゲンとも呼ばれますが、着床を促すために子宮内膜を厚くする働きがあります。

 

これが少ないと妊娠しにくくなります。高すぎる場合はこのホルモンを生産する腫瘍ができている可能性があり、これも不妊の原因になります。

 

また、髪の毛の成長にも深く関わっているため、抜け毛・薄毛の症状がひどい場合に最も気になるホルモンです。

 

黄体ホルモン

プロゲステロンとも呼ばれるホルモンで、エストロゲンと協力して子宮内膜の厚みを維持し着床をサポートします。

 

卵胞刺激ホルモン

卵胞が排卵できるようにサポートする性腺刺激ホルモンです。

 

アンチミューラリアンホルモン

卵巣内の卵胞の多寡を表すホルモンです。残された卵子の数の目安を把握できます。

 

黄体形成ホルモン

エストロゲンとプロゲステロンが分泌されるのを助ける働きがあります。

 

プロラクチン

母乳の出を良くするホルモンです。授乳期間中の排卵抑制作用もあります。

 

 

以上が主要な女性ホルモンの検査項目ですが、妊娠のしやすさの他にも性機能関係の臓器不全や腫瘍などの病気が隠れていないかをチェックすることができます。

 

女性のホルモンチェックで手間がかかるのが、男性と違って好きな時に検査ができないことです。

 

上記の各ホルモンはそれぞれ検査ができる時期が異なるので、一度に全ての検査をすることができません。

 

月経周期をみて丁度良い時期を見計らって検査をする必要があるので医師の指示に従って下さい。

 

検査費用は1項目ごとに千円程度が目安になりますが、病院によって開きが出ることがあります。

 

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