乾燥フケの原因・対処について

黒いスーツなど暗めの色柄の衣服に付いたフケはなんとも汚く見えてしまいますが、自分のフケが服についてるのは意外と気づかないものです。

 

逆に他人のフケが黒めの服に付いているとすぐにわかってしまいますよね。

 

あなたも人に言われて「フケがこんなに!?」とドキッとしたことはありませんか?

 

もし自分でフケが多いなと感じたら、すぐに落としてしまわずにできればそのフケの状態を確認してもらいたいのです。

 

というのもフケには二種類あって、乾燥しているのか、それともべとついているのかによって乾燥フケと脂性フケに分かれます。

 

どちらの性質を持つかによって対処の仕方が変わるので、あなたのフケの状態を自分で知ることは対策を練るうえでとても重要になってきます。

 

今回は二つのうち乾燥フケタイプの方の為に、その原因と対処法をまとめてみました。

 

乾燥性のフケが出る原因とは?

 

乾燥したフケの正体は剥がれ落ちた頭皮です。誰でも皮膚のターンオーバーにより一定の垢が発生しますが、毎晩の洗髪で自然に洗浄されるので健康な頭皮であれば多量のフケに悩むことはありません。

 

しかし何らかの原因で頭皮が過剰に乾燥してしまうと日中にフケとして剥がれ落ちてしまうのです。

 

頭皮の過乾燥を招く要因はくつかありますが、その多くは洗いすぎや洗浄力の強いシャンプーの影響です。

 

シャンプーによる皮脂の摂り過ぎは意外と気づかないうちにやってしまっている人が多いので気をつけましょう。

 

特に男性用のシャンプー剤は洗浄力の強い物が多く、本来必要な皮脂まで強力に除去してしまい頭皮のバリア機能を失ってしまうことがあります。

 

夏場など汗をかくからと複数回シャワーを浴びてその都度シャンプーをするなど洗浄回数も増えると頭皮の洗いすぎで乾燥してしまうことがあります。

 

男性よりも皮脂分泌が少ない女性は特にリスクが大きいので男性用シャンプーは使用しないようにしましょう。

 

脂性フケと違って乾燥フケの場合は念入りに頭皮を洗っても改善しないどころか悪化してしまうこともあります。

 

洗浄力のマイルドなシャンプーに変え、洗髪回数が多い場合は減らしてみて下さい。

 

それでも改善しない場合はフケを作り出す雑菌が異常に繁殖している可能性もあります。

 

その場合は下手に自己対処するとさらに悪化してしまう恐れがあるので皮膚科を受診して下さい。

 

必要に応じてあなたの頭皮トラブルに対処できる医療用のシャンプー剤を処方してもらえることもあります。

 

乾燥フケを放っておくとどんなトラブルにつながる?

 

多量のフケが出る状態を放置すると抜け毛の増加を招き薄毛につながります。

 

フケが原因で起きる脱毛を「粃糠性(ヒコウセイ)脱毛症」といいます。

 

フケが毛穴をふさいで毛髪の成長を邪魔することで成長できなくなった毛が抜けてしまうものです。

 

粃糠性脱毛症はお風呂嫌いで頭皮の洗浄を怠ることが多い人にも起きますが、洗いすぎなどで乾燥フケ症の方にも起こりうるものです。

 

クリニックなどで診察を受けると、マイクロスコープなどで頭皮の毛穴の状態を拡大して観察します。

 

粃糠性脱毛症ではフケが毛穴をふさいでしまっているのが確認できます。

 

フケの性質によって対処の仕方を変えて健康な頭皮に改善するように指導を受けることになるでしょう。

 

乾燥フケ症はまた頭皮が過度に乾燥していることを意味しますので、バリア機能の低下から外界からの刺激に対する防御機能が低下している状態です。

 

紫外線などへの抵抗力も落ちているので皮膚トラブルも起きやすくなります。

 

フケ症状はそれ自体が頭皮からの異状を知らせるサインですから、気づいたら早めに対処しましょう。