頭皮にできるニキビについて

 

一般成人であれば男性でも女性でもこれまでニキビが一度もできたことがないという人はまずいないでしょう。

 

特に思春期の時期には、顔にできるしつこいニキビに悩まされた方も多いのではないでしょうか。

 

顔の中ではTゾーンやもみあげから顎付近が好発部位となりますが、このエリアは皮脂腺が多くニキビの好発部位になるからです。

 

一方普段あまり意識しない人も多いですが、頭皮には顔面以上に皮脂腺が多く、皮脂の分泌が盛んなエリアになります。

 

当然ニキビの好発部位になるのですが、髪の毛に隠れていることと自分の目で確認しづらいことから、頭皮にニキビがあることを知らないままの方が多い傾向にあります。

 

痒みが強くなって指で触るとポツッとした丘疹に触れることがあり、「湿疹かな?放っておけば治るだろう」と放置してしまう人もいます。

 

ニキビと湿疹は違うものなのですが、同じ痒みが症状として出るので混同してしまいがちです。

 

ニキビは放っておくと自然治癒が難しくなることも多いのでできれば早めに対処したいところです。

 

今回は頭皮にできる頭皮ニキビと抜け毛薄毛の関係を見ていきます。

 

頭皮にニキビができる原因って何?

 

ニキビの原因はまず過剰な脂、皮脂です。皮脂が過剰に分泌されると毛穴詰まりを起こして毛根に蓋をしてしまいます。

 

するとそこにアクネ菌という細菌が集まってきます。

 

アクネ菌は蓋をされた毛根付近である種の酵素を発生させますが、これが皮脂を分解し始めます。

 

分解してくれるのはいいのですが、同時に遊離脂肪酸という成分が生成されます。これが刺激を起こして炎症を起こし、赤い丘疹としてニキビができます。

 

基本的な対策は?

 

ニキビはアクネ菌が関与するものですので殺菌剤などで殺してしまえば良さようですが、これがなかなか功を奏しません。

 

というのも、ニキビのそもそもの発生原因は皮脂の過剰分泌にあるので、これが豊富にある間はいくらでもアクネ菌は増殖してしまいます。

 

食生活を見直して、ストレスなどの影響を避けて皮脂の過剰分泌の原因を無くすことが先決になります。

 

女性であれば皮脂の過剰分泌の原因になる「ホルモンバランス」が乱れないように気を付ける必要があります。

 

その上で、頭皮に合う適切なシャンプーを使って毎晩綺麗に余分な皮脂を取り除くことも必須です。

 

皮脂の過剰除去も皮脂分泌を促進してしまうことがあるので、一日に何度も洗髪するのは良くありません。基本的に一日一回の洗髪でOKです。

 

洗髪時にはシャンプーだけでなく、リンスやトリートメントなども必ず綺麗に洗い流してください。

 

すすぎ残しは毛穴詰まりを起こしてニキビができやすい環境にしてしまいます。

 

ニキビが大きくなったりなかなか治らない時は皮膚科で治療を受けるのが最短で済みます。

 

抗菌薬等の処方を受けて早めに治してしまいましょう。

 

ニキビを放っておいた場合の抜け毛や薄毛への影響は?

 

ニキビは炎症性の症状ですから毛根には大きなダメージとなります。

 

炎症が起きているだけで毛根の生命力は奪われていくので、毛髪が正常に成長できなくなります。

 

またニキビは痒みを伴うので、知らず知らずのうちに掻いてしまうことで物理的なダメージがさらに蓄積します。

 

加えて掻くことによって剥がれた皮膚やフケが毛穴詰まりを誘発して頭皮環境を悪化させることにもつながります。

 

場合によっては傷が付くことで細菌感染が広がり治りにくくなってしまうこともあります。

 

症状が進んでしまうととても治りにくいのが悩みですが、初期のニキビであればそれほど大がかりな処置をせずに済むことが多いので、悪化する前に皮膚科の診察を受けることをおすすめします。

 

 

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