アロビックスの効果・副作用

 

アロビックスは医療機関で薄毛の治療に用いられる処方薬です。

 

この薬の主成分である塩化カルプロニウムは、胃炎などの胃腸系疾患の治療に用いられていた成分ですが、強い血管拡張効果による血流増進の作用があったため、薄毛治療薬に転用できないかとされていた成分です。

 

当初、塩化カルプロニウムが薄毛治療薬として転用されたのは「フロジン液」という外用塗布剤でしたが、これのジェネリック品としてアロビックスが誕生しました。

 

アロビックスは基本的に医師の処方によって入手しますが、昨今は個人輸入などで独自に入手される方も増えています。

 

フロジン液よりも安く購入できることもこれを助長しています。

 

個人輸入で使用する場合は、自己責任とはいえ医療用医薬品ですから十分に注意しなければなりません。

 

今回はアロビックスの特徴や効果、副作用などについて見ていきます。

 

アロビックスの特徴や効果は?

 

アロビックスは1ml中に主成分の塩化カルプロニウムを50mg含有する5%濃度の外用塗布剤の薬液です。

 

専用のボトルに入っていますが、中身の薬液が透けて見え、特徴的な鮮やかな緑色をしています。

 

薄毛治療薬の効果としては局所的な血管拡張効果があり、塗布した部位周辺の血流量を増加させます。

 

これにより細胞の活性化を図りますが、育毛的には毛根への血流を増やすことで毛乳頭に多くの栄養を送り届け、毛乳頭が毛母細胞に細胞分裂の指令を出しやすくする効果が期待されます。

 

ほとんどの薄毛に対して適用がありますが、脱毛症の種類によってはアロビックスよりも効果が認められている他の薬剤が検討されることもあります。

 

例えば、男性型脱毛症(AGA)では他に高い効果が認められているフィナステリドやミノキシジルがあるので、通常はこちらが第一選択肢となります。

 

アロビックスが他の薬剤よりも優先して第一選択肢として用いられるのは、代表的なものに円形脱毛症があります。

 

この脱毛症は自己免疫系が関係しているとも言われていますが、実のところはっきりとは機序が分かっていません。

 

しかし理由は何であれその部位の頭皮の血管が細く弱くなっているのは事実で、これを改善して血流量を増やすアロビックスは、対症療法として第一選択肢にあがることが多いです。

 

円形脱毛症の他にもストレス性の脱毛症などにも好んで処方されます。

 

これらは性差の問題なく男性でも女性でもなりうる脱毛症ですが、アロビックスは性別に関係なく男女両方とも使用することができます。

 

特に女性は男性が使える他の治療薬の使用が制限されるので、女性の脱毛症の治療薬の幅を広げてくれる存在でもあります。

 

アロビックスの副作用は?

 

アロビックスは外用塗布剤の形で使用するため、発生頻度として比較的多いのは皮膚障害があげられます。

 

かゆみやヒリヒリ感のほか、かぶれや発疹・発赤が出ることもあります。

 

外用塗布剤は多く付け過ぎてしまう傾向があるので、用法用量は守って使用しましょう。

 

通常通りの使用法でも皮膚トラブルが治まらない場合は、残念ですが体質的にアロビックスが合わないということですので使用を中止して下さい。

 

他にみられる副作用としては頭皮のほてりや異常発汗です。

 

ほてりについては血管拡張による血流量の増加がもたらす正の作用として考えることができますが、これが過ぎて異常なほどにほてり、不快感を感じるようであれば使用を中止するのが賢明です。

 

また、発汗につては本人が困らないのであれば良いですが、人前での発汗が止まらずに困るなど生活に支障が出るようであれば、やはり負の作用の方が大きいということでこれも使用中止を決断する要因と考えて良いでしょう。

 

女性の方でアロビックスの副作用が気になる場合は

 

医薬部外品で副作用の心配がなく、無添加・ノンアルコール処方で刺激もない。

 

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