最先端の薄毛治療法「HARG(ハーグ)療法」について

最先端の薄毛治療法「HARG(ハーグ)療法」について

 

薄毛分野の治療技術は数十年前に比べると飛躍的に進化していると言えます。

 

一般の方は美容クリニックを利用することはあまりないため、それほど目にとめる機会は無いかもしれまんが、一般病院と違って患者さん個々の「悩み」にアプローチすることが必要な専門性の高い治療院では、とても進んだ育毛・発毛治療を提供しています。

 

ハゲや脱毛症の医療分野が盛んな海外の治療成績をつぶさに研究し、実績のある薬や技術を積極的に取り入れ現場の臨床で患者さんに提供しています。

 

その中では先端治療と言えるものの一つがHARG(ハーグ)療法です。

 

今回はこのHARG療法について見ていきましょう。

HARGの正式名称は「Hair Re-generative theraphy」で「毛髪再生医療」の意味。

HARG療法は治療薬を直接頭皮に注入する治療法

 

この治療法は発毛効果の高い薬液カクテルを頭皮に直接注入して高い発毛効果を発揮させるものです。

 

他の外用塗布剤と違うのは海外の長い治療の歴史の中で確実に発毛効果を得られると知見を得た、実際に治療効果のある成分を混合させ、HARGカクテル薬液として用いるところにあります。

 

日本国内では例えばあるクリニック独自の「メソセラピー」として、独自調合した薬液を直接頭皮に注入する治療法もありますが、HARG療法は「そのクリニック独自」ではなく、これまでしっかりと治療効果が上がっている成分を違わずに調合した薬液を使用するのが大きな違いです。

 

調合される成分で特徴的なのが幹細胞由来の「成長因子」と呼ばれるもので、毛根内の毛母細胞などを強力に活性化させる働きを持ちます。

 

ミノキシジルやフィナステリドなどとは全く異なる作用機序で毛根の発毛力を促進することから基本的な治療薬を用いた投薬治療との相性が非常によく、投薬治療とHARG療法を組み合わせて行うことで薄毛改善の相乗効果を得ることができます。

 

HARG療法は従来の投薬治療とは全く違う視点であり、毛髪再生医療という位置づけとなっています。

 

頭皮への注入は注射器で行うこともできますが、痛みの低減のために多くは針を使わず炭酸ガスレーザーなどを用いた注入が行われます。

 

費用はどれくらいかかるの?

 

HARG療法は基本的に一か月に一回の施術を6か月行い、これをワンクールとしています。

 

このワンクールでおおよそ120万円程度の料金になり、育毛剤を利用した一般的な薄毛ケアにかかる費用と比較すると、かなり高額です。

 

ワンクールで発毛効果が得られた場合は一度施術を中止し様子を見ます。長ければ効果が1年くらい続くので、その時にまたHARG施術の追加を行うかどうか検討します。

 

副作用の心配は?

 

現在のところHARG療法には副作用の報告は無いので安全な治療法と言えます。

 

幹細胞由来の薬液ということで感染症を心配する人もいますが、HARG療法に用いる薬液はしっかりと細菌やウイルスを除去した物を使用しています。

 

またアレルギー起因物質を含まないのでこの点も安全性を高めます。

 

HARG療法はミノキシジルなどの投薬療法と非常に相性の良い治療法ですが、必ずしも両者を併用する必要は無く、HARG療法単体でも高い発毛効果を得ることができます。

 

そのため持病や体質などで治療薬が十分に使えない方、治療薬の効果があまり得られない方、効果の高い治療薬の使用が制限される女性などにHARG療法が有効です。

 

認定医療機関でしか受けられない

 

HARG療法に用いる治療薬液は定義がしっかりと決まっているので、その院独自に改良したものを「HARG療法」と称して使用することはできません。

 

HARG療法は他の治療法とは違うことを明確にし、治療を受ける患者さんが間違いなく真正のHARG療法を受けられるように、この治療法を提供できるクリニックは「日本医療毛髪再生研究会」に認定された院に限られます。

 

HARG療法のよくある質問

 

誰にでも効果がありますか?

 

HARG療法は若年層から高齢の方、男性・女性など年齢や性別に関係なく効果を期待できますが、実際に施術を受けた方の体験談や口コミをみてみると、十分な効果を得られた人、ほとんど効果を実感できなかった人、やはり個人差はあるようです。

 

注入によって毛細胞に直接アプローチできるため、外用の育毛剤や栄養サプリメントを利用した育毛ケアより期待できる効果は高いと言われています。

 

しかし、治療を受けた全員に十分な効果が現れるわけではありません。

 

どんな薄毛症状に有効ですか?

 

毛髪細胞が生存さえしていれば脱毛の原因に関係なく発毛を促進できます。

 

男性に多い「男性型脱毛症(AGA)」、女性に多い「びまん性脱毛症」「女性男性型脱毛症(FAGA)」、免疫異常やストレスによる「円形脱毛症」、抗がん剤など化学療法後の「薬剤性脱毛症」など、幅広い脱毛症状に有効と言われています。(得られる効果には個人差あり)

 

欠点・デメリットは?

 

HARGの最大の欠点は「効果を得られなかった場合」でも高額な費用がかかってしまうこと。基本的に、薄毛治療は健康保険が適用されない自由(自費)診療のため、100%自己負担になり、この点も高額な治療費が必要な要因となっています。

 

 

関連記事