漢方薬で育毛?

 

育毛に漢方薬を利用する方法は世間ではあまり一般的ではないもしれませんが、実は需要があります。

 

というのも、薄毛や脱毛症の治療分野はご存じの通り進んでいて、治療薬の開発も熱心に行われています。

 

多くの方はその恩恵を受けて薄毛を改善できているのですが、中には既存の薄毛治療薬では効果を得られなかったり、副作用の問題で継続して使用できなくなった、あるいは体質や持病があり使用できない方も少なからず存在します。

 

例えばミノキシジルは血圧異常や循環器系に持病がある方は使用が制限されますし、プロペシア(フィナステリド)は性欲減退などの副作用の問題があります。

 

プロペシアの服用について、女性は禁忌のためNGです。また、子づくりを考えている夫婦の場合は旦那さんが使用を控えることもあります。

 

→ フィナステリド製剤は男性の精子への移行がごく微量であるため、子づくりによる奥さんや子供への影響はないとされていますが、安全の為に使用を中止する方もいらっしゃいます。

 

こういった方々にとっては漢方薬が検討対象に挙がるため需要があります。

 

今回は薄毛対策に効く漢方薬の特徴や作用などを見ていきましょう。

 

漢方薬の考え方

 

西洋薬は病気の症状に対しての対症療法がメインと言われていますが、これは例えば感染症であればその微生物を殺す抗生物質の投与であったり、鼻水が出る場合は抗ヒスタミン剤などでアレルギー反応を止めるといった具合です。

 

対して漢方薬の方は症状に対抗するというよりは体質を改善して、その結果不快な症状を消すという考え方になっています。

 

例えば細菌やウイルスに負けないように弱った体を元に戻す、鼻水過多は体内に水分が溢れている不正な状態なので、これを正常な状態に戻すといった具合です。

 

抜け毛や薄毛へのアプローチも漢方独特の考え方があって、例えばストレスによって心身のバランスを崩したため起きる抜け毛に対しては、ストレスに負けない体に補正するなどです。

 

本来の人の体が持つ抵抗力も、バランスが崩れると隙ができ様々な悪影響が出たり、外部の攻撃に弱くなったりするので、これを補正し本来の力を発揮できるようにしてあげようというのが漢方の考え方になります。

 

漢方薬を使用する場合は特に指示がなければ空腹に飲むようにしましょう。

 

西洋薬は食後が多いですが、これは薬品の刺激から胃を守るためです。

 

漢方薬の場合は胃から吸収されるので、他に食べ物がない状態で飲むのが効果的です。

 

そのため食間や食前に飲むようにしましょう。

 

薄毛に効く漢方薬にはどんなものがあるの?

 

漢方薬は難しい漢字が並ぶので薬局などで見てもよく分からない方が多いと思います。

 

ここでは読み方も載せながら、どんなタイプの薄毛に効くのかを補則しながら代表的なものを二つ見ていきます。

 

柴胡加竜骨牡蜥湯(さいこかりゅうこっぽれいとう)

 

現代社会につきもののストレスによって起こる薄毛に効果を発揮します。

 

ストレス性のハゲ・円形脱毛症にも適用があり、自律神経を整えて本来の状態に戻してくれます。

 

会社などで受ける継続したストレスは帰宅してもずっと影響を及ぼすこともあるので、夜中も含めて一日中ストレスの影響にさらされることが多い現代人におススメです。

 

また神経系を正常に戻す働きがあることから更年期障害の症状にもアプローチできるので、女性の更年期の脱毛にも有効です。

 

十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)

 

どちらかというと虚弱体質で体力が無い方に向いているのがこの漢方で、血の巡りを整えて体中に栄養を届けてくれます。

 

頭皮の毛根も血液から栄養や酸素をもらっているので、頭皮に十分な血流を流してやることで育毛効果を発揮します。

 

体が疲れやすい方や貧血がある方などの薄毛に期待できる漢方です。

 

補足:目の疲れも抜け毛・薄毛の原因になり得ます

 

眼精疲労は頭部への血流を悪化させ、様々な頭髪トラブルを引き起こす可能性があります。

 

特に、目の周りの血管は側頭部につながっているので、「サイドが薄くなってきたかも?」という自覚のある方は、何かしらの対策が必要です。

眼精疲労の解消におすすめの漢方

 

以下でご紹介する市販薬(漢方)で眼精疲労の症状がかなり軽減しました。

 

蒸しタオルだけでは解消できないほど、目を駆使している方におすすめです。

 

杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)

眼精疲労の改善に効果的な漢方薬、杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)

私はスマホよりパソコンを長時間利用します(仕事)。毎日5時間〜10時間程度。さらにテレビも見るので、目には相当な負担をかけています。

 

その影響で、1週間に1〜2回、眼球の痛みや周辺の筋肉が疲れている感覚、また、それに伴う頭痛もありました。

 

目のかすみや乾きは毎日あり、目薬を頻繁にさす必要もありました。

 

そのような状況で何となく「眼精疲労 漢方」と検索して発見したのが「杞菊地黄丸」です。

 

(なぜ「薬」ではなく「漢方」と検索したかは覚えていません)

 

薬局や専門サイトのほとんどでこの漢方薬を紹介していて、専門の人がそこまで推奨するならということで、即効で注文しました。

 

届いてから毎日、推奨量を飲んでみると、今まで週1〜2回発生していた眼球や周辺の違和感が気にならなくなりました!

 

目のかすみや乾きは完全に解消したわけではありませんが、目薬をさす回数は1日15回程度 → 3〜5回まで減りました。

 

漢方の薬なので、じんわり効いていく感じです。

 

気になった点は、飲む粒数が多いこと

 

服用の目安は1日3回、1回8粒です。

 

1回に飲む量↓

漢方薬なのでニオイはそれなりにあります。でも、飲んでしまった後に口臭が気になるようなことはないので、息を止めて一気に飲んでしまえば大丈夫です。(一粒の大きさは正露丸くらい)

 

その場しのぎの目薬と違って、体の内側から眼精疲労を解消してくれるので、気になった方はぜひ試してみてください。(→ 得られる効果には個人差があります)

 

価格は、360粒タイプで3300円くらい。720粒タイプで5500円くらいです。(私は720粒をAmazonで購入しました)

 

1回8粒×1日3回=24粒なので、720粒でも1ヶ月しか持ちません。1日コストは約180円。

 

仕事でパソコンやスマホを長時間使わざるを得ない人は、必要経費と割り切れる金額だと思います。