リーブ21による「ウーロン茶エキスの育毛効果」に関する研究結果

 

「抗男性ホルモン作用を介したウーロン茶エキスの育毛効果」

 

今回、緑茶と同じチャノキを起源に持ち、半発酵茶として知られるウーロン茶を研究対象とし、育毛作用に関する評価試験を行いました。その結果、ウーロン茶の含有成分には抗男性ホルモン作用を介した育毛効果が期待できることが示唆されました。

 

研究結果
  • 薄毛の原因とされる男性ホルモンを活性化する酵素「5α-リダクターゼT型・U型」の両方を阻害することを確認した
  • 男性ホルモン「テストステロン」で活性化するLNCaP細胞を用いた試験では、ウーロン茶エキスを添加することで細胞の増殖を有意に抑制することを確認した
  • マウス毛成長試験において、ウーロン茶エキスはテストステロン処置マウスの育毛を促進することを確認した

 

この研究結果の何がすごいの?

 

薄毛の原因「5α-リダクターゼ」を阻害する作用。

 

5α-リダクターゼは、AGA(男性型脱毛症)を引き起こす主な要因とされており、男性ホルモン(テストステロン)をより強力なジヒドロテストステロン(DHT)に変換する酵素です。

 

「5α-リダクターゼ + テストステロン」 → ジヒドロテストステロン

 

ジヒドロテストステロンは、抜け毛・薄毛の主な原因と言われています。このことを逆に考えると、DHTの生成を抑制できれば、抜け毛を防止したり、薄毛の進行を止める・遅らせることが可能に。

 

ウーロン茶エキスに確認された男性ホルモン抑制作用により、5α-リダクターゼの活動を阻害。

 

この抑制・阻害作用により、5αリダクターゼとテストステロンが結ぶつくことで生成される、ジヒドロテストステロン(抜け毛・薄毛の主な原因)の生成が減少。その結果、抜け毛の減少や育毛促進などの効果が期待できます。

 

※マウスを用いた試験では、エストラジオールやフィナステリドと同等の5α-リダクターゼ(T型・U型の両方)阻害作用が確認されたそうです。

 

今後の予定

今後は、活性成分を同定してウーロン茶エキスと男性ホルモンの因果関係を特定していく他、ウーロン茶エキスを配合した商品開発を進める予定です。

 

個人的に気になったこと

「普通のウーロン茶を飲んだり・頭皮に塗ったりしても育毛にいいの?」

 

気になったので、「ウーロン茶 効果」と検索して調べてみたところ、烏龍茶や緑茶に含まれているカテキン(ポリフェノールの一種)の作用により、様々な効果が期待できるようです。

 

カテキンの効能
  • 殺菌
  • 抗酸化
  • 抗アレルギー
  • 老化防止
  • 便秘予防
  • 血中脂質を正常にする
  • 体脂肪低減

など。

 

赤文字は、少しでも育毛に影響しそうな効能です。

 

頭皮に塗布する、または水の代わりに使って洗い流すことで、殺菌や抗酸化が期待できるので、頭皮環境を清潔・健康にする可能性があります。

 

また、飲むことで血液をサラサラにする作用が期待できるので、血液の循環がよくなり、結果として毛根に栄養が届きやすくなる可能性があります。

 

※製造工程において半発酵させるウーロン茶には、緑茶の半分〜3分の1しかカテキンが含まれていないため(商品差あり)、上記の効能を期待して飲んだり・塗ったりするなら、緑茶のほうが良いことになります。

 

 

今回、リーブ21が発表した「抗男性ホルモン作用を介したウーロン茶エキスの育毛効果」は、ウーロン茶エキスに含まれる「何が」5α-リダクターゼを阻害するのか分からないので、上記のカテキンの効能とはまったく無関係の可能性があります。

 

とはいえ、飲んだり・頭に直接かけても害があるものではないので、試してみるのはありだと思います。

 

 

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