「ルキソリチニブ」で重度の円形脱毛症が回復

米国コロンビア大学の調査によると骨髄線維症(こつずいせんいしょう)の治療薬であるルキソリチニブ(Ruxolitinib)にめざましい発毛効果があったようです。

 

髪の毛がほとんど残っていない重度の円形脱毛症患者12人(男性・女性、また年齢などは不明)に3〜6ヶ月の間、ルキソリチニブの錠剤を与えたところ、12人中9人に効果が見られ、4ヶ月程度で脱毛症発症前の90%以上に回復。

 

≫ 回復過程が分かる写真

 

一般的な薄毛への効果は?

 

円形脱毛症の回復には高い発毛効果が見込めそうなルキソリチニブですが、老化やホルモンの影響による薄毛や抜け毛にも作用するかは、これからの実験で確かめるようです。

 

現時点で気になるのは、ルキソリチニブの服用で髪が生えた円形脱毛症患者9人中3人は、薬の服用を止めるとまた髪が抜けはじめたこと。

 

それから、ルキソリチニブが血液がんである骨髄線維症の治療薬ということで副作用も気になります。

 

ルキソリチニブの副作用

Wikipediaから引用

 

重大な副作用として添付文書に記載されているものは、

  • 骨髄抑制(血小板減少症(40.9%)、貧血(37.5%)、好中球減少症(4.3%))、感染症(帯状疱疹(2.6%)、尿路感染(1.9%)、結核(0.2%)等)(10.4%)、出血(脳出血等の頭蓋内出血(0.2%)、胃腸出血(0.8%)、処置後出血(0.2%)、鼻出血(1.7%)、血尿(0.6%)等)
  • 進行性多巣性白質脳症(頻度不明)、間質性肺疾患(頻度不明)、肝機能障害(AST(GOT)(3.2%)、ALT(GPT)(4.1%)の上昇等)、心不全(0.6%)

その他

  • 免疫に関する副作用は帯状疱疹(1.9%)並びに日和見感染症(頻度不明)
  • 代謝に関する副作用は体重増加(7.1%)
  • 臨床検査値に関する副作用はALT異常(25.2%)、AST異常(17.4%)及びコレステロール増加(頻度不明)

 

 

専門用語が多くてよく分かりませんが、副作用の心配は少なくないようです。

 

でも、もし一般的な薄毛にも作用するなら、現在販売されている市販の育毛剤や医薬品のミノキシジル外用液とは比べ物にならないほどの高い発毛効果が期待できるかもしれないので、今後も注目していきたい情報ですね。

 

※新しい情報が分かり次第、追記していきます。