妊娠中に膠原病の疑いが…出産後は大量の抜け毛で悩むことに

私は一人目の子供を32歳の時に出産しましたが、その出産直後にごっそり髪が抜ける体験をしました。

 

実は私は膠原病という女性に多い免疫疾患の疑いを妊娠中から持っていて、出産2か月前の大きいお腹の状態で、精密検査のために都内の大学病院の膠原病内科に入院しました。

 

そのころからちょっとずつ髪の毛がさらさらと2−3本単位でよく抜けるなあという感覚を持っていましたが、まだ頭に白い部分が出るほどではなかったので、ちょっと気になる程度であまり気にはしていませんでした。

 

でもよく思い起こしてみると、板の間の床に結構髪の毛が落っこちていた印象があります。

 

まだ膠原病は発症しておらず、疑いの状態でしたが、無事に自然分娩で出産を迎え、元気な赤ちゃんを産むことができました。

 

が、それからが大変でした。

 

赤ちゃんを産んだ後は、夜中でも数時間で起きておっぱいを赤ちゃんにあげる練習をしなくてはなりませんでした。

 

その不規則な生活がさらに持病である膠原病を少し刺激したか、どんどん髪の毛が抜けていきました。

 

一回に約20本くらいはごそっと抜けていた印象です。

 

お風呂でシャワーをすればするほど抜けるので、シャンプーの際は髪が抜けないようにゆっくり優しく洗うように心がけました。

 

また、シャンプーもすべすべになるものほど髪がスルスル抜け落ちる感が強い気がしたので、ノンシリコンで無添加のものに変えました。

 

もう地肌が白く見えるまでになっていたので、主治医にも脱毛のすごさつげましたが、膠原病を抑える薬を使えばもしかしたら髪が抜けることは抑えることはできるけれども、髪の毛が抜けるくらいでは膠原病の薬はまだ使用しないと言われ、ぐっと切なさをこらえるばかりでした。

 

スベンソンやレディースアデランスなどの医療の現場でも用いられる女性用かつらのカタログを病院でもらい、一時はかつらも検討しましたが、その前に育毛剤をまず試してみてはどうかと母から勧められ、産後の抜け毛にも効くという ≫ ベルタ育毛剤 を試してみました。

 

使用して気持ちよさはありました。ですが、この育毛剤が効いたのかどうか自分でもわかりませんが、あれほど剥げ落ちた髪の毛に変化が見え始めたのは、出産後3−4カ月をすぎたころです。

 

白く地肌が見え始めていたところに細かい短い産毛のような毛が生え始めていたのです。

 

赤ちゃんの髪の毛のようにそこだけぼーぼーと飛び出してきて、自分の髪の毛をこれほど愛らしいと思ったことはありませんでした。

 

最初に発見したのは、悩みを打ち明けていた母で、母が驚いて私に教えてくれ、鏡をみてあまりの嬉しさに涙がでました。

 

それくらい悩んでいたということです。

 

それからは順調に髪の毛はもとに戻り、半年くらいで元のふさふさに戻りました。

 

膠原病はさらにその半年後くらいに残念ながら発症してしまい、一時は起きれないほどになってしまい、プレドニンという膠原病の症状を抑える薬を使用する状態になりましたが、髪の毛には全く変化はなく、ふさふさのままでした。

 

自分では膠原病も原因の一つで髪の毛が抜けたのだと考えていましたが、膠原病というよりは産後のホルモンの急激な変化で髪の毛が抜けたのだと思いました。

 

ですから、もし産後の薄毛に悩んでいる方がいらっしゃるなら、きっとまたもとに戻る日がくると思います。

 

私のような持病を持っているものでももとに戻ったのですから。

 

でも、抜けている過程がつらいので、そこはやはり育毛剤を使ったり、抜けにくいノンシリコンシャンプーや無添加シャンプーを利用したり、そっと洗うなど、抜け毛の症状を和らげる工夫をすることも大切かと思います。

 

▼ 関連記事
産後の抜け毛を女性用育毛剤で改善

 

補足

膠原病の特徴や種類・症状について

 

膠原病(こうげんびょう)は、自己免疫疾患の一種で女性に多く見られる病気です。

 

→ 自分の免疫が自分を攻撃しまい、全身の血管や皮膚、筋肉、関節などに炎症が見られる病気の総称。攻撃される臓器や組織によって病気が異なり、難病として知られています。

 

膠原病の種類と症状

 

※病名をクリックで難病情報センターの詳細ページにアクセスできます。

病名 症状
全身性エリテマトーデス 男女比1:9、発症年齢は出産適齢期と重なる20〜40歳の女性に多い。全身の臓器に原因不明の炎症が起こる。発熱、全身倦怠感、疲労感、食欲不振、体重減少などがみられる他、皮膚や関節の症状。
関節リウマチ 男女比1:2、発症年齢のピークは60代。多発関節炎、発熱(38℃以上)、体重減少、筋痛、筋力低下、全身の血管炎にもとづく症状など。
全身性強皮症 男女比1:12、30〜50歳代の女性に多い。冷たいものに触れると手指が蒼白〜紫色になる、手指の腫れぼったい感じ、爪や指先の皮膚症状、急激な血圧上昇、逆流性食道炎など。
皮膚筋炎/多発性筋炎 男女比1:3、中年発症が最も多い。倦怠感、疲労感、食欲不振、筋肉の症状がほとんどの患者さんにみられる。それ以外の症状は個人差あり。
結節性多発動脈炎 男女比3:1、男性に多く発症する年齢は40〜60歳に多い。38℃以上の高熱、体重減少、筋肉痛・関節痛など様々な症状が起きる。重篤な症状として、腎不全、腸出血、脳出血・脳梗塞など。
ベーチェット病 男女比1:1、男性の方が重症化しやすい。発病年齢は男女とも20〜40歳に多い。口腔粘膜(口唇、頬粘膜、舌、歯肉、口蓋粘膜)に円形の潰瘍ができる(発症率98%)、その他に皮膚、外陰部、眼、関節、血管、消化器、神経、副睾丸などの症状。
混合性結合組織病 男女比1:13〜16、30〜40歳代の発症が多い。寒冷刺激や精神的緊張によって手足の指の皮膚の色が蒼白・暗紫になる、手指から手背にかけて腫れぼったくなり指輪が入りにくくなる(発症率80〜90%)などの症状。
シェーグレン症候群 男女比1:14、発症年齢のピークは50代。目・口・鼻の乾燥。
成人スチル病 男女比1:1.3、平均発症年齢は46歳。代表的な症状は、関節炎、皮膚の発疹、高熱、その他にのどの痛み、リンパ節の腫れなど。
大動脈炎症候群

(高安動脈炎)

患者さんの9割が女性、15歳から35歳の若い女性の方に発症することが多い。発熱や全身倦怠感、食欲不振、体重減少などの感冒のようなはっきりしない症状から始まることが多い。

情報参照サイト:難病情報センター

 

上記以外にも、難病として厚生労働省の特定疾患に指定されている病気が多くあります。

 

 

膠原病と妊娠・出産に関する情報

 

妊娠が膠原病に及ぼす影響
一般に妊娠初期には全身性エリテマトーデスは悪化しやすい状態になります。妊娠中期、後期には安定することが多く、出産後再び悪化する可能性があります。妊娠中に悪化を来たしたり胎児発育の問題で満期産とならないケースが多いことも事実です。

 

アメリカのLupus Foundationが発信しているPregnancy and lupus(妊娠と全身性エリテマトーデス)のページでは、50%の患者さんは正常分娩でき、25%の患者さんは早産となり、残りの25%の患者さんは流産や死産になってしまう、と説明しています。

 

引用元:インターネット膠原病教室:妊娠、出産

 

膠原病と診断されて
妊娠する前から、膠原病の疑いがあり、産後、想像以上につらい現実を感じています。

 

頭痛に胸痛…だるさ(*_*)
育児に仕事、家事。病気じゃなくても大変なのに、同じ病を抱えている方、どのような工夫をされていますか?

 

皆さんの回答はこちら:育児ママ相談室