育毛剤塗布後に帽子をかぶる場合に気にしたいこと

薄毛が気になってくると手放せなくなるのが「帽子」。

 

髪型ではカバーしきれない状態でも帽子なら簡単、ということで利用者も多いかと思います。

 

この便利な帽子を育毛剤塗布後にかぶる場合、すぐでもOK?時間を置いてから?という質問をたまに頂きます。

 

時間に余裕があるなら、5分〜10分程度経過してからがベスト

 

育毛剤は頭皮に塗布するものなので、男性のスキンヘッドのような場合を除いて、帽子をすぐにかぶっても髪の毛がクッションになり、得られる効果にはほとんど影響しません。

 

ただ、育毛剤を塗布するとどうしても髪の毛にも付着してしまい、商品によってはベタつきを感じることも。

 

その状態ですぐに帽子をかぶってしまうと、帽子の方に育毛剤の成分やベトつきが付着してしまいます。

 

毎回洗濯すれば大丈夫ですが、おそらく帽子は頻繁には洗わないと思うので、使い続けると不衛生で頭皮環境にも悪い影響を与える可能性もあります。

 

よほど急いでいる時以外は、塗布後5分〜10分程度経過してから、しっかりくドライヤーで乾かした後に帽子をかぶるようにしたほうが無難です。

 

 

しめつけがキツイ帽子はNG
  • 蒸れやすい
  • 頭皮の血行に悪影響
  • こすってしまい髪に悪影響
ゆったりサイズ&通気性のよい帽子がベスト
  • 夏は麦わら帽子っぽいのが最適
  • 冬は保温性のあるニット帽(サイズに注意)がおすすめ

 

頭部の蒸れはカビの異常発生を招く

どの帽子のタイプでも、長時間かぶりっぱなしはデメリットが多いです。

 

蒸れた自覚があった場合は、汗と混じりあった皮脂が酸化して、その状態を長く放置すると頭皮環境の悪化につながります。

 

また、髪の毛の蒸れはカビの発生原因になります。

 

毛髪の主成分であるタンパク質はカビの栄養源となるため、蒸れた髪を長い時間放置することで、カビの発生はどんどん進み、頭髪全体に広がってしまいます。

 

その影響が毛根まで達してしまうと、抜け毛、フケ、かゆみ、ニオイ、炎症など様々な頭皮・頭髪トラブルの要因になり得ます。

 

そうならないためにも、通気性のよい帽子を選び、時々帽子を脱いで風を通してあげましょう。

 

そして、長時間帽子をかぶった後や運動でたくさん汗をかいた後などは、帰宅してすぐ、シャワーで頭皮や髪の汗や皮脂汚れを洗い流しましょう。