女性用育毛剤の選び方【年齢別】
※本記事で紹介している商品はPRを含みます。
近年、抜け毛・薄毛など頭髪トラブルで悩む女性の増加とともに、女性専用の育毛剤やスカルプエッセンス(美容液)を開発するメーカーも増えてきました。
実際、楽天やAmazonなどの通販サイトで「育毛剤 女性用」と検索すると、かなり多くの商品がヒットします。
ほぼ男性用しかなかった昔と比べるといい傾向なのですが、選べる商品の種類が増えすぎると、
今度は
- 育毛剤それぞれで何が違うの?
- 私の薄毛の症状にはどの育毛剤が効くの?
という新たな疑問が。
そこでここでは、年代別の薄毛の原因に合わせて、どういったタイプの育毛剤を選んだら良いのか、簡単にまとめてみました。
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10代女性の育毛剤の選び方
中学・高校・大学など、若い女性の抜け毛・薄毛は、栄養不足・運動不足・睡眠不足など不健康な生活習慣、ストレス、頭皮や髪の毛に負担をかける行為(ブリーチやカラーリング、髪型)などが主な原因と言われています。
おすすめの育毛剤の種類
- 血行促進タイプ
- 保湿タイプ
20代
20代になると、食生活や乱れた生活習慣、ストレスなどの原因に加え、遺伝や体質によってはホルモンバランスの影響も強くなってきます。
おすすめの育毛剤の種類
- 血行促進タイプ
- 保湿タイプ
+女性ホルモンに着目したタイプ
※20代後半でホルモンバランスが気になる方は ≫ 30代女性向けにの記事 も参考にしてみてください。
30代
かなり個人差はありますが、30歳を過ぎると、加齢による老化の症状も少しずつ表面化してきます。
抜け毛・薄毛・白髪・髪質の変化など、頭髪トラブルもその1つで、女性ホルモンの分泌量の低下とともに、症状は悪化していきます。
おすすめの育毛剤の種類
- 血行促進タイプ
- 保湿タイプ
- 女性ホルモンに着目したタイプ
40代・50代
加齢の影響が本格的に現れてくる年代。
顔と頭皮は一枚の皮膚でつながっているため、お肌のシミ・シワ・たるみ・くすみなどの老化現象と同様、頭皮も乾燥しやすくなり、髪の毛を育てる毛母細胞の活動も衰えてきます。
薄毛の症状も深刻化しやすく、白髪や髪のパサつき・うねりなどのお悩みも気になってきます。
また、更年期(一般的には45歳〜55歳)に入ると、女性ホルモンの分泌量が急激に減少するため、相対的に男性ホルモンの影響を受けやすくなります。
髪に対するそれぞれの役割
- 女性ホルモン:育毛要因
- 男性ホルモン:脱毛要因
近年、男性ホルモンの影響を受けた男性型脱毛症(AGA)に悩む女性が増えていて、薄毛治療専門のクリニックでも「 ≫ 女性男性型脱毛症(FAGA)」と診断される方が急増中らしいです。
抜け毛や薄毛で悩む女性の40%前後は男性型脱毛症の可能性があると言われています。
更年期の症状を自覚している場合は、体内での女性ホルモン分泌量が低下しているので、女性用育毛剤で多い、保湿や栄養補給に注力した商品より、ホルモンバランスに着目して開発されてもののほうが、良い結果を得やすくなります。
おすすめの育毛剤の種類
- 血行促進タイプ
- 女性ホルモンに着目したタイプ
- 男性ホルモン抑制タイプ
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60歳以降
更年期を終え、老年期へと突入する60歳以降は、お肌や頭皮環境だけでなく、生命活動に重要な役割を持つ血管の機能も老化していきます。
特に、体の隅々まで栄養や酸素を運んでくれる毛細血管の数は、20代をピークに60代〜70代で約4割も減少すると言われています。
また、血管の壁も加齢とともにボロボロになっていき、運んでいる最中の栄養や酸素が壁の隙間から漏れてしまうそうです。
この毛細血管の減少と血管の老朽化の影響は、お肌トラブル(目の下のクマ、シミ、シワ、たるみ、乾燥)や様々な病気となって表面化してきます。
薄毛や白髪など頭髪トラブルもその1つ。
その対策として役立つのが、育毛剤の「血行促進作用」です。
おすすめの育毛剤の種類
- 血行促進タイプ