頭皮の乾燥対策には育毛剤が効果的
頭皮の乾燥からくる頭皮トラブル(主にフケ・かゆみ・抜け毛)で悩む女性が増えています。
対策としてシャンプーを見直す方も多いのですが、原因によっては育毛剤のほうが効果的な場合も多いです。
頭皮・地肌が乾燥する主な原因
- シャンプー時に皮脂を落としすぎる
- 新陳代謝の低下・血流不足
- 紫外線・ドライヤーによる影響
- エアコンに長時間・直接あたる
- 頭皮の老化現象
上の原因の内、シャンプーの見直しで改善できるのは、シャンプーをし過ぎていた(1日2回〜)、石油系界面活性剤を配合した洗浄力の強すぎるシャンプーを使用していた、場合に限ります。
頭皮に適度な皮脂を残すことは、頭皮を紫外線や外部の刺激から守るために必要です。
洗浄力が強すぎるシャンプーを使用したり、1日に何回もシャンプーすることによって、必要以上に皮脂を洗い流してしまうと、頭皮の防御力が低下して「乾燥」「かゆみ」「抜け毛」など頭皮トラブルに繋がってしまいます。
また、紫外線の浴びすぎ・ドライヤーのかけすぎによっても、頭皮の水分が不足して乾燥状態に陥ります。
エアコンの風を頭皮に長時間当て続けることも乾燥の原因に。また、内外の急激な温度変化による体温変化も血行不良や体調不良の原因となり、結果として頭皮の乾燥につながります。
年齢による頭皮の老化もまた乾燥の要因に。
頭皮が老化するとスムーズな新陳代謝が行われなくなり、また免疫力が低下することにより皮膚を痛めやすくなります。
結果として、紫外線やドライヤー、エアコン、シャンプーなどによる刺激にも抵抗力がなくなっていくので、何の対策をとらないでいると、「乾燥 → フケ・かゆみ → 抜け毛 → 薄毛」という負の流れに陥る可能性も。
必要な対策
- 皮脂を落とし過ぎないシャンプー選び
- ドライヤーの正しいかけ方
- 頭皮の紫外線対策
- 頭皮の血行促進(育毛剤、頭皮マッサージ)
- 頭皮のアンチエイジング
1〜3までは心がけで対策可能かと思います。
問題は、4と5ですね。
この頭皮の血行促進やエイジングケアに関しては、素直に育毛剤に頼ったほうが効率的で効果的です。
女性用に研究開発された育毛剤には、保湿成分がタップリ配合されているものが多いので、乾燥対策の心強いアイテムです。
特に、現状で抜け毛も気になっている方は、頭皮ダメージが進行してヘアサイクル(毛周期)まで乱れてしまっているので、放っておくと薄毛まで進行しかねません。
医薬部外品の育毛剤(市販の殆どが医薬部外品)に認められている効果効能には、育毛・発毛促進以外にも抜け毛・フケ・かゆみの予防も期待できます。また、血行促進や保湿効果が見込める成分も配合されています。
男性と女性では頭皮環境が違うため、育毛剤を使う場合は「女性用」のものを選びましょう。男性用や男女兼用の商品は様々なデメリットがあるので注意が必要です。