女性の薄毛の判断基準について

薄毛を気にする女性

 

日本人女性の約10人に1人が悩んでいる「薄毛」の問題。

 

この薄毛について、「一体どれくらいの症状から薄毛に該当するのか、その判断基準を知りたい」という素朴な疑問、あると思います。

 

 

まず結論から

 

薄毛に明確な基準はありません。

 

基準がない理由

 

現状の頭皮地肌の透け具合や髪のボリューム感などが同じでも、

  • 生まれつき髪の毛が少ない&細い
  • 以前は髪の毛が多かった&太かった

など人それぞれで昔と今の毛髪状態に差があります。

 

なので、「〜くらい分け目が広くなったら」とか「〜くらい生え際が後退したら」のような明確な基準は設定できません。

 

また、薄毛の症状が軽度〜重度まで幅広いのも、基準作りの難しさに影響しています。

 

自分なりの薄毛の判断基準

 

分かりやすい判断材料は、頭の上から撮影した昔と今の写真を比較すること。

 

でも、薄毛を気にしていない状況で頭頂部の写真を撮る人は稀なので、昔との比較は現実的ではありませんね。

 

そうなると、自分感覚での髪の変化を当てにすることになります。

 

全国の20歳代〜60歳代の薄毛が気になる働く女性(500人)を対象にしたアンケートによると、薄毛が気になりだしたきっかけのトップ5は、

  • ボリュームがなくなってきた
  • 分け目が目立つようになってきた
  • 抜け毛が気になるようになってきた
  • ハリ・コシがなくなってきた
  • 他人に指摘された

という結果でした。

 

他人からの指摘以外は、自分判断になります。

 

気のせい・気にしすぎ、という可能性もありますが、何となくでも髪の毛の変化に気づいた時、それが薄毛のはじまりと考えても間違いではなさそうです。

 

同じアンケート(薄毛が気になる働く女性500人を対象)で個人的に気になったのは「薄毛を指摘したのは誰?」とう内容に対する回答。

 

結果は、

  • 母 29.3%
  • 女友達 18.7%
  • 夫 17.3%
  • 子供 10.7%
  • 美容師 5.3%
  • その他家族 5.3%
  • 職場の上司 4.0%
  • その他 2.7%
  • 男友達 2.7%
  • 恋人 2.7%
  • 職場の同僚 1.3%
  • 職場の後輩 0%
  • 父 0%

自分を客観的にみてくれる周囲からの指摘ですが、女性の薄毛は男性より悩みが深い・コンプレックス度が高い、という雰囲気があるためか、本当に近い存在の人以外は「指摘しづらい」という結果になっています。(父親 0%…)

 

  • 母 29.3%・父 0%
  • 女友達 18.7%・男友達 2.7%
  • 夫 17.3%・恋人 2.7%
  • 職場の上司 4.0%・職場の後輩 0%

この辺の数字の違いはかなり明確ですね。

 

自分で昔と今の判断ができない場合は、同じ女性同士で近くの存在、お母さんや同性の友人に「私、髪薄くなった?」と何気に聞いてみるのが無難そうです。

 

逆に、%の数字が低い属性の人に聞いてしまうと、相手は答えづらいという解釈もできます。

 

ストレスは薄毛の大敵

 

薄毛が気になり始めると、「周囲の視線が気になる」「他人の頭が気になる」、ほとんどの人が同じ意識を持ちます。

 

私も経験済みですが、この意識状態になってしまうと、毎日毎日、髪の毛の事ばかり考えてしまって、精神的に正常な生活を送ることが難しくなってきます。

 

髪の毛の悩みを意識することがストレスになり、それがまた抜け毛・薄毛の症状を悪化させてしまうという悪循環に陥りがちです。

 

髪の毛の事を気にするな!とは言えませんが、気にしても何も変わりません。むしろ悪化するばかり…

 

なので、できることから前向きに実践していきましょう。

 

「カラダに悪いこと=頭皮・髪の毛にも悪影響」

 

これを意識して生活するだけでも、数カ月後の症状にかなりの差がつきます。

 

 

薄毛のはじまり → 頭皮ケアの始め時。

 

生活習慣の見直しやシャンプー・育毛剤による頭皮ケアに「早すぎ」はありません。将来の髪の毛のためにも早めの対策を意識していきましょう!

 

記事内のアンケートについて

「働く女性「薄毛」に関する意識調査」

  • 実施会社:ナガセ ビューティケァ
  • 対象:全国の20歳代〜60歳代の薄毛が気になる働く女性(有効回答数500人)
  • 期間:2015年7月2日〜3日