女性の薄毛の悩みについて

ネットで見つけた某アンケート結果によると(女性へのアンケート結果)、

 

髪への不安(抜け毛、細毛、ハリ・コシ、ボリューム)がある人のうち、薄毛が気になる割合は、20代女性 65%〜70%程度、30代女性 70%〜75%程度、40代女性 75%〜80% 50代女性 80%以上〜、と年齢を重ねるとともに、右肩上がりの数字となっています。

 

女性へのアンケートでこの数字は正直、驚きました。

 

髪の毛に何かしらの不安がある方へのアンケート結果だとしても、これから先、自分が薄毛になるかも…と不安に思っている女性がこんなにも沢山いるんです。

 

気になる部分は、前髪の生え際・分け目、頭頂部やつむじ周辺でした。

 

薄毛を気にし始めるキッカケで多かったのは、「鏡を見た時」「抜け毛の量を見た時」「周りの人からの指摘」「洗髪時」「枕について抜け毛」などでした。

 

そして、薄毛が気になる方の悩みで一番多かったのが、「他人の視線が気になる」でした。特に異性(女性へのアンケートなので男性)からどうみられているか?です。

 

前にどこかで見た「薄毛の女性は恋愛対象になる?」みたいな男性へのアンケート。結果は、恋愛対象になると答えた人が7割近くでした。なる・ならないの二択だったからこの結果になったのだと思います。

 

この結果をみて、あー良かったとホッとする人もいれば、気休めにもならないよ!という人も。

 

薄毛の悩みの深さは人それぞれ

 

髪が細くなって、コシもなくなり、抜け毛が増え、ボリュームダウン、生え際や分け目の地肌が透ける。

 

これは一般的な薄毛への過程ですが、薄毛が気になり始めると、周りの目線がとても気になります。強い風の日や雨の日も。そうすると髪型も気になる。薄毛のコンプレックス度が高いと、美容室にも行きにくくなってきます。

 

ネットの掲示板でも、「前髪、頭頂部がスッカスカだから美容室に行くのが怖い」「薄毛の女が恋愛するなんて男性に申し訳なく思ってしまう」など、本人にしか分からない、悲痛な心の叫びのような書き込みを見つけました。

 

私も髪の量は少ない方です。育毛剤を使い続け、何とか現状維持している状況。それなりに悩みストレスを感じてきましたが、ボジティプな性格のせいか、そこまで深刻に悩んだことはありませんでした。

 

だからなおさら、「これ以上薄くなるなら死んでもいい」みたいな書き込みを見た時、何とも言えない心境になりました。その方の心境・状況を自分に置き換えて見ようと真剣に考えてもみました。

 

でも、その人の悩みの深さは他人には分からないと思います。

 

「薄毛」といっても、ちょっと気になる程度から、いわゆるハゲといわれる状態まで人それぞれ。

 

シャンプーをアミノ酸系やノンシリコンに変えてみたり、医薬部外品の育毛剤を使ってみたりは、まだ初期段階。

 

本当に悩んでいる人は、体毛が濃くなるのを覚悟して、副作用のある発毛剤(ミノタブ)を服用したり、髪の毛のためにピルを飲み続けたり(擬似的な妊娠状態を作り出して抜け毛を減らす)、毎月数万円・年間100万円以上を費やして皮膚科や専門病院に通ったり。

 

それでも、薄毛が改善してくれれば救われますが、一向に治らず逆に症状が悪化する方もいました。

 

男性は、年齢とともに薄毛で悩む割合は減っていくそうです。理由は、年齢だからと諦める人が多いから。でも女性は年齢とともに悩む人が増えていきます。

 

諦められればどんなに楽になるか。でも男性と女性では「髪の毛」の価値はかなり違うと個人的には思います。やはり、諦めずに何かを試し続けるでしょう。藁をも掴む思いで。

 

思い切って、ウィッグ・かつらを試してみる手もあるでしょう。

 

でも、好きな人ができて一緒に過ごす場面を想像すると・・・バレないかなという緊張感やストレスが半端ではないはず。

 

薄毛が改善しない場合、どこで諦めるか、吹っ切れるか難しく深い問題です。

 

市販の育毛シャンプーや育毛剤、医薬品の発毛剤、皮膚科での検査などやれるだけやり切った、でも髪の毛が生えてこない。

 

20代30代40代とまだまだこれから。恋愛や結婚、仕事など生きていくためには色々な事を乗り越えていかなければなりません。

 

家に引きこもっていれば、誰にも合わずに済むので楽かもしれません。でも、ずっとそのままでいいのか?と自問したとき、ノーという自分もいるはず。

 

と、私なりに色々と考えてみました。

 

でも最善の答えは出ませんでした。

 

もし、あなたの友達・親友(女性)が見るからに薄毛と分かる状態だったとしたら、どんな対応をとりますか?

 

仲の良い友達ほど、対応に迷うと思います。

 

「そんなに気にならないよ」「皮膚科で検査を受けてみたら」「ウィッグを試してみたら」、傷つけないように見て見ない振りをする人もいるでしょう。言葉をかけづらいのが本音のはず。

 

でも、友達だから何とかして傷つけないように優しく接しますよね。

 

今、あなた自信が深刻な薄毛で悩んでいるなら、あなたが薄毛の友達に接する時のように、あなた自身に優しく接してあげてください。

 

気にしないで前向きにとは軽はずみには言えませんが、ストレスは抜け毛・薄毛の大敵。

 

少しでも頭皮・髪の状態が良くなるように色々と試しながら、前に進もうとしている自分に、優しく接してあげてください。

 

あなたが周りの視線を気にせず、自然な自分で、毎日を楽しく過ごせるように、陰ながら応援しています。