「植物生まれの薬用育毛美容液」の体験レビュー

植物生まれの薬用育毛美容液(石澤研究所)

 

今回は、石澤研究所が女性のために開発した薬用育毛美容液(育毛剤)を実際に使ってみました。

 

香りや刺激・ベタつきの有無、保湿力など、実際に使ってみてわかった使用感や効果などをレビューします。

 

 

商品名は「薬用育毛美容液」となっていますが、効能・効果は一般的な薬用育毛剤やスカルプエッセンスと同じです。

 

おそらく、女性のために開発された商品のため、親しみやすい“美容液”という名称を採用したのだと思います。


 

使用感レビュー

 

容器先端

 

先端の塗布口はノズルタイプ。

 

 

同類の商品ではスプレータイプもありますが、スプレーだと頭皮よりも髪の毛に多く付着して使いにくく、容量の減りもはやい。

 

その点、頭皮に直接当てて使えるノズルタイプなら、適量を効率よく塗布できてムダが少なく、つけ心地もいい感じです。

 

中の液体

 

商品の特徴でもある“柑きつ成分(主にオレンジ)”の影響で黄色っぽい。

 

 

液体に粘り気はなく、水のようにサラサラしたテクスチャー。

 

香り・ニオイ

 

液体に鼻を近づけて嗅いでみたところ、配合されている柑きつ成分・ハッカ油・アルコール成分などが混じり合ったような独特なニオイがありました。

 

嫌な感じの香りではないので万人受けすると思いますが、塗布後15〜20分くらいはしっかり香っているので、気になる人は気になるかもしれません。

 

(パッケージの説明には“オレンジ果汁の爽やかな香り”と記載されています)

 

頭皮につけてみて感じたこと

 

シャンプー後の清潔な頭皮に塗布してみました。

 

刺激の有無

 

ピリピリするような強い刺激は感じませんでした。

 

 

刺激とは違いますが、配合されている“ハッカ油”の作用で、塗布後3〜5分ほど、スースー冷たい感触が続きました。(清涼感)

 

ベタつきの有無

 

塗布直後は頭皮・髪の毛ともに湿った感じはしますが、3〜5分経過して成分が浸透した後は湿り気やベタつきは残りません。

 

保湿性

 

今まで試してみた他の類似商品と比較して、保湿性は高い部類だと思います。(柑きつ成分のおかげ?)

 

気になったこと

 

液体のニオイを嗅いだ時、アルコール成分の存在を強く感じたので、専用の測定器※で液中のアルコール濃度を調べてみました。

 

※液中のエタノール濃度を0%〜53%の範囲で測れる業務用の測定器

 

その結果は、

 

「HHHH」は測定値オーバーを意味するので、容量に対して53%以上のエタノール成分が含まれていることになります。

 

エタノールは防腐剤や溶剤として、また殺菌作用や皮脂を溶かすなどの役割を担っている反面、人によっては刺激を感じる元にもなり得ます。

 

敏感肌の私が使っても強い刺激は感じなかったので、大半の方は大丈夫だと思いますが、お肌がデリケートな自覚のある方は、アルコール濃度が低い商品を選んだほうが無難かもしれません。

「植物生まれの薬用育毛美容液」を使ってみての評価

  • 使いやすさ 4.5

  • 低刺激 3.9

  • 保湿性 4.3

  • 無香料 3.8

  • 期待効果 3.5

※「期待効果」は配合成分から期待できる抜け毛予防・育毛・発毛促進などの効果。

 

 

成分一覧をみると、育毛剤では定番の有効成分を3種類、その他の成分としてオレンジ果汁など植物由来の成分が豊富に配合されています。

 

この配合をみると、頭皮環境を整えたり、頭皮をうるおす作用は十分に感じますが、育毛・発毛を促進するための成分は物足りなく感じます。(個人的な見解)